新横浜ラーメン博物館はラーメンだけじゃない!レトロな昭和時代へタイムスリップできるディープなスポット

新横浜ラーメン博物館に実際に行ってみた!

さて、電車を乗り継いで新横浜ラーメン博物館に行ってきました。
新横浜駅は友達の結婚式や新幹線の乗降などでときどき利用するので、改札内にギフトショップがあることは知っていたのですが、新横浜ラーメン博物館に行くのは始めて。
地図を見ながら行きましたが、場所自体はとても分かりやすく迷うことはありません。
新横浜はラーメン博物館以外にも魅力的なお店が多く、お腹をすかせていた私は目移りしつつもエントランスにたどり着きました。

入場料310円払って入館

新横浜ラーメン博物館の入場口には、スタッフの女性が2名立っていました。
エントランスゲート横に入場券券売機があり、入場券を購入。
購入した入場券を持ってエントランスに行き、自動改札のようなゲートを通って中に入ります。
ちなみに、再入場をしたいときは外出時にゲートで手続きが必要です。

地下には昭和33年のレトロな街並みが広がる

入場すると1階はショップやギャラリーで、ラーメンがあるのは階段を降りて地下フロアとのこと。
ラーメンをたくさん食べるべくお腹を空かせていた私は、一目散に地下フロアへ。
するとびっくり!そこには昭和レトロな街並みが再現されていたのです。
階段の近くにいた、駅の車掌のような服装をしたスタッフらしき男性が「昭和33年の街並み」と言っていました。
日が沈んだ後の薄暗い街並み、ネオンやポスターは平成生まれの私がなぜか懐かしく感じてしまう雰囲気です。
見渡す限り昭和の雰囲気で、会えて劣化したように見える加工が素敵!
レトロな雰囲気が大好きな私は、まるで映画「Always三丁目の夕日」の世界の中に入り込んだようでテンションが上がりました。

どの店もミニラーメンが600円前後であるのが嬉しい

各地で行われるラーメンフェスなどに時々行くのですが、いつも思うのが「あれこれ食べたいのに、1杯分食べたらお腹いっぱいになって結局1店しか食べられない」問題。
しかし新横浜ラーメン博物館では、どの店にも600円前後のミニラーメンが用意されています!
若干コスパは悪いのですが、テーマパーク価格だと思えば問題なし。
量が少ない分、いろいろな店で食べ歩きできるのが嬉しいです。
私は少なくとも3杯は食べるつもりで挑みました。

【沖縄】琉球新麺通堂のミニ通堂ラーメンおとこ味620円

無類の沖縄好きな私は、まず最初に目に付いた琉球新麺通堂に突入!
券売機でミニ通堂おとこ味を購入し、席に着きます。
行列はできていませんでしたが、店内はほぼ満席状態。
メニューを見て分かったのですが、この店は居酒屋「りょう次」と同じ店舗を使用しているようです。
魚のバター焼きやチャンプルー、山羊刺など魅力的…しかし今回はラーメンを食べにきたのだから我慢しましょうね。
BEGINさんの心地よい音楽を聴きつつ待っていると、数分で着丼。
白濁したスープに細麺で、こってりした感じのビジュアルです。
さて、まずはスープをすくって一口。
なるほど、博多ラーメンのスープをさっぱりさせたような風味でした。
出汁は豚のげんこつと鶏ガラ、数種類の野菜、昆布とのこと。
豚や鶏を使っていながらも割にはさっぱりしていて、出汁が強いわりに塩味が薄目で沖縄味に感動しました!
次に、見た目は博多系の細麺をすすると、麺も独特な感じです。
つるつるしていて、博多ラーメン系の麺より粉感がなく、喉越しが良いです。
多分、このスープに沖縄そばを入れても相性が良いし、博多ラーメンの麺とか、なんなら味のマルタイさんの麺を入れても美味しいだろうなと思えるお味。
ちなみに、沖縄そばのスープのようなさっぱりラーメンは「通堂うま塩ラーメンおんな味」なんだそうです。
こってり好きのピザな私はおとこ味を美味しくいただき、スープも余すことなく完飲☆
ごちそうさまでした。

【ドイツ】無垢-muku-ツヴァイテのミニ無垢ラーメン570円

2店舗目、ドイツで人気のラーメンということで興味をそそられて無垢-muku-ツヴァイテに突入。
こちらは私の前に6人、私が並んだ後も後ろにどんどん行列を伸ばす人気店です。
日本国内なら気軽に行けても、ドイツはなかなか行けないですからね。
そしてなぜか、並んでいる人は日本人よりも外国からの観光客が多い印象です。
15分くらい並んで入店。
カウンターに座ってミニ無垢ラーメンを待ちつつ厨房をチラチラ見ていると、日本のラーメン店ではなかなか見られないブレンダーを使用していたり、何かをフランベしていたり……とても興味がそそられます。
数分待っているとミニ無垢ラーメンが着丼。
スタッフのおねいさんが「スープが2層になっているので、まずは上澄みをすくって飲んでみてください」と教えてくださいました。
それに従い、ステンレスのレンゲを手に取り上澄みを飲んでみると、なんと出汁のしっかりした、濃い味のすっきり系のスープ!
鰹が強めの動物系のスープで、これだけでもかなり美味しいです。
次にレンゲを底まで沈めて、下の方のスープを飲んでみました。
下層はこってりした味で魚粉系、混ぜたら絶対濁るタイプだと確信。
次に麺を食べてみると平打ちの太麺で、小麦粉感が強く独特!
ラーメンというよりはパスタに近いような、ラーメン○郎の麺に近いような……そんな感じです。
最後に2層のスープをしっかり混ぜ、麺にからめて食べると絶品!
チャーシューも甘辛く、炙りの風味があってとても美味しく、全体的にかなりレベルが高いように感じました。
そして、ドイツ感は全くなく、ものすごく和な味わいです。
これならミニじゃなくて、1杯たべても良かった……!
今まで食べたラーメンの中でもトップクラス。
本当に美味しかったです。

BarRyojiの「ラーメンボール」も食べてみた

キャッチフレーズの「つまもうぜ!ラーメンボール!」を見たらもう頼まずにはいられませんでした(笑)
広場中央にあるBarRyojiで、たこ焼きにしか見えないビジュアルのラーメンボールを注文。
スタッフのおねいさんに醤油味か塩味か聞かれたので、醤油味にしてみました。
4個で350円なのでお得感があります。
バーカウンターで調理して渡してくれたラーメンボールは、たこやきっぽいのに海苔やなるとがトッピングされた謎の食べ物です。
食べてみると最初の触感は銀○こ系のカリカリなたこ焼き!
でも中身はたこではなく、ゴロゴロのチャーシューやメンマ、なると、ねぎなどが入っていました。
生地もまさにラーメンっぽい味ですごくおいしい!
なるほど、これは確かにラーメンボールです。
そのまま食べても美味しかったのですが、海苔で巻いて食べたら最高でした!

ミニラーメン2杯とつまみでお腹いっぱいに……

あれ、おかしいな……3杯は余裕、気合で5杯はいけると思っていたのに、2杯とつまみで満腹になってしまいました。
少し食休みをしたのですが、これ以上食べたら具合が悪くなりそうだと思い諦めました。
他にもカナダのRYUS NOODLE BAR、博多・薬院八っちゃんラーメンは食べたかったなあ。
こちらはまた、横浜方面に行く機会があるときにリベンジします!

レトロな街並みを散策

お腹いっぱいになったのでラーメンは食べられないですが、せっかくなので館内を散策。
喫茶・すなっく「Kateko」や駄菓子屋「夕焼け商店」のあるB1Fをまわってみました。
ダミーのトビラや看板もすごくよく作られています!
ダミーの銭湯も作りこまれていて、
本当にタイムスリップしたみたいでした!
せっかくなので夕焼け商店で駄菓子をお買い物。
すると店員さんが「はい、百万円!」と言ってくれてなんだか嬉しかったです。

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