【禁酒検証】今の若者はお酒を飲まない?社会人でお酒を飲めないと損?30歳女の意見【11日目】

アルコールを摂取することで肝臓を壊したり、通風、認知症、癌などさまざまな疾患の原因になることが広く知られています。
また、酔っ払って理性を失ったことによる失敗談もよく目にしますよね。
そんな中、お酒を飲まない若者が急増中!
太るし、お金がかかるし、健康に悪いし……健康志向でミニマルな暮らしを目指す傾向にある若者にとって、アルコールは害でしかないのかもしれません。
さまざまな意見が飛び交う問題ですが、平成生まれの30歳という中途半端な立場にいる禁酒中の私が、主観に基づく意見を綴っていきます。

目次

お酒を飲まなくていいなら飲まないほうが良い

アルコールを抜くことで健康になることを実証すべく、今まさに禁酒中の私。
10年間ほぼ毎日お酒を飲んで過ごし、今禁酒中だからこそ、アルコールに対して見えてくるものがあります。
そんな私が、お酒離れする若者に対して思うことは「飲まなくていいなら飲まないほうが良い」ということ。
では、酒好きであり禁酒中の私が何故このように思うのか、その理由についてお話していきますね。

理由①:健康に悪い

アルコールを摂取することで、健康に悪いことは明確です。
適度に飲む分には血行が良くなったり、ストレスが解消されるなど健康に良いこともありますが、飲み始めるとどうしても飲みすぎてしまいますよね。
お酒を毎日たくさん飲んでいると脳が委縮したり、肝臓など様々な臓器がダメージを受けるなど、健康に悪いことが沢山。
そして中毒性が高いので、一度お酒の楽しさを知ってしまうとなかなかやめるのが難しくなってしまいます。
体に悪いと分かっていても、浮腫みや太るのが嫌だと思っても、ストレスを解消するために今まで毎日お酒を飲んでいた私。
禁酒しはじめて、お酒を飲まなくてもストレス解消できることが分かりました。

しかしお酒を飲むのが習慣になっているときは、「お酒を飲まないとストレスが解消されない」「アルコールよりもストレスの方が健康に悪い」などと適当な言い訳をして休肝日も滅多に作っていませんでした。
健康診断で悪い結果になったことは今までありませんが、これからどんどん歳を取る中で、いつ体調にほころびが出るのかわからないとも思っています。
脳が委縮した影響で、将来は認知症になりやすくなってしまうかも。
20代~30代で健康に問題がなくても、蓄積してきた不健康はいつか自分に返ってきます。
30歳の私が60歳になるころには年金制度が破綻している可能性もあり、働かなければ生活できない状況になっているかもしれません。
でも、歳を取った時に健康でなければまともに働くことすらできず、生活するだけで苦労することも考えられるでしょう。
そこまで分かっていても、飲酒習慣がある人は刹那的な楽しさを求め、なかなかお酒をやめられないんです。
一生を少しでも健やかに生き抜くことを考えるなら、最初からお酒なんて知らない方が良いなって思います。

理由②:太りやすい体質になる

お酒を飲むと食欲が増進してついつい食べ過ぎてしまったり、慢性的に浮腫んでセルライトとして脂肪の塊を肥大化させてしまったり……とにかく太りやすくなります。
蒸留酒なら太りづらい、たんぱく質なら脂肪にならないなど諸説ありますが、お酒を飲んで理性を失いかけているときは我慢よりも食欲や楽しさが優先されるものです。
「明日運動すればいいや」と暴飲暴食してしまった翌日は大方二日酔いになって一日中寝て過ごす……なんてよくあること。
健康や美容のために日頃から筋トレをしている人でも、アルコールを摂取することで筋肉の生成を邪魔してしまいます。
歳を取るにつれて筋肉がつきづらくなり、さらに筋肉量が低下していく中でお酒を飲むことで太りやすくなるというのは明確。
運動習慣がなく、エステにも通わず、食生活も変えないで欲望のままに飲酒している人は……若いうちは良くても、10年後や20年後は大変なことになっているかも。
太るのは簡単ですが痩せるのは大変ですよ!(体験談)
お酒で太ったからと言って、お酒を飲まなければ痩せるっていうわけではないです。(体験談)
外見より中身が大事とかいろいろ言われているけれど、そんなことないと思います。
いつまでも若々しく美しい姿を維持することを考えるなら、お酒を飲まない方が絶対にいい。
お酒を飲む習慣がついてしまうと、禁酒することでストレスが溜まります。
楽しさを知ってしまうと、やめるのが大変なんですよね。
そんなこともあり、お酒を飲まなくて済むなら最初から飲まない方がいいと私は思います。

理由③:理性を失い失敗するリスク

お酒を飲むと前頭葉が麻痺することが分かっていて、理性が失われてしまいます。
普段おとなしい人がお酒を飲むと豹変したり、突然明るくなったり、暴力を振るうようになったり……すべて、アルコールが脳を麻痺させることにより起こることです。
アルコールの摂取量が増えると記憶をつかさどる海馬も麻痺しはじめ、記憶を失ってしまう人もいますよね。
自分が酔っ払ってとんでもないことをしているかも……その間の行動の記憶がないって本当に恐ろしいんです。(体験談)
たとえ酔っ払っていたとしても、致命的な失敗を犯してしまったら後には戻れません。
後悔しても遅いです。(体験談)
気を付けていても、楽しいと飲みすぎてしまうのはよくあること。
お酒を飲むのが好きな私にとって、お酒を飲むことが悪だとは思わない。それに救われることもたくさんあったし。
でも、正直反省することや後悔することもたくさんありました。
そんなリスクを抱えることになるので、最初から飲まなくていいなら飲まない方がいいと切実に私は思うわけです。

理由④:お酒が強いからかっこいいという時代は終わった

昔は、お酒が強いほうがかっこいいとかそういうイメージがありました。
特に男性は、お酒が弱いなんて情けないとか、すぐ赤くなって恥ずかしいとか……そういう風潮があったんです。
お酒になれるために毎日たくさん飲んで体を慣らした人もいたようです。
でも、今の時代そのような価値観はなくなりました。
むしろ、お酒飲んで酔っ払う方がダサい!という価値観すら広がっているみたいです。
お酒を浴びるほどのんで馬鹿をやるのがかっこいいという時代は終わりました。
お金がかかるし健康に悪いし酔っ払って騒ぐ大人はダサい。それでいいんじゃないでしょうか。
そう考えるのは効率的だし、至極当たり前のこと。
ダサい姿を見せてきたのは我々中年以上の世代です。
若者がお酒を飲もうが、飲まないのであろうが自由。迷っているなら飲まない方がいいよ、と禁酒中の私は言いたい。
お酒を販売しているメーカーさんごめんなさい。

お酒を勧められたときの対処法3つ

お酒を飲まないと決めている人でも、会社の飲み会などでお酒をすすめられると断りづらいですよね。
「アルハラ」という言葉がメジャーになって、飲酒を強要する風潮はだんだんなくなってきましたが、酔っ払うと理性を失ってしまうので、強要とまではいかずともお酒を強めにすすめてくることがあります。
そんなときに場を濁すことなく、うまく切り抜けられる断り文句を3パターンご提案!
断り文句はあらかじめ用意しておかないと、咄嗟の時に出てこないので、よく確認しておきましょう。

対処法①:アレルギーなので

今後ずっとお酒を飲むつもりがないなら、アレルギーだから飲めないと言ってしまいましょう。
アレルギーの人に無理矢理お酒を飲ませたら大変なことになるので、お酒をすすめられることがなくなります。
軽い断りだと、しつこい人はどうにかしてお酒を飲ませようとしてくるので、たちの悪い人がいる場では最初から「体質的に飲めないので」ということにしてしまうのが得策です。
ただ、一度アレルギーと言ってしまったからには、その人の前で一生お酒を飲むことができないので要注意。
嘘だとバレてしまったとき厄介なことになるので気を付けてくださいね。

対処法②:医者に止められてる

体調を崩していてお医者さんにしばらく禁酒を命じられた、薬を飲んでるのでお酒が飲めないなど、体調を理由に断るのもおすすめです。

まともな人なら、体調を崩して通院している人には無理にお酒を飲めとは言えません。
ただし、空気が読めない人がいると「何の病気?」「何の薬?」などしつこく聞いてくる場合があるので気をつけましょう。
もし何の病気か聞かれた場合は「恥ずかしいから秘密」と流すか、「肝臓系がちょっと……」と濁して逃げれはOK!

対処法③:車を運転する用事がある

寝坊したので駅まで車で着た、夜親を駅まで迎えに行く用事があるなど、車の運転を理由にするのもおすすめです。
運転の予定がある人に対してお酒をすすめると、飲酒運転の幇助となり、お酒をすすめた人も罰せられます。
普段から車に乗る習慣があるなら、誰も文句は言えないでしょう。
入店時にドライバーがいるか聞かれることも多いので、そのときは店員さんにドライバーであると言ってしまえば強制的にアルコールは提供されなくなります。

お酒を飲めない社会人でも心配なし

お酒を飲めない学生が、社会人になったら飲み会や接待でお酒を飲めないとうまく人間関係を築けないんじゃないか、損するんじゃないかと危惧することがあるかもしれません。
たしかに今までは、お酒を飲める人の方が出世しやすいという時代もありました。
しかし「アルハラ」という言葉が定着して、飲酒することに対していろいろとマナーや健康へのリスクが浸透している現代において、仕事上でお酒が飲める飲めないは関係なくなるでしょう。
そもそも、効率を考えれば飲み会の回数すら減っていくことも考えられます。
お酒を飲んで馬鹿をやるよりも、しっかり仕事をすることの方が大切に決まってるので心配ありません。
もし上司にお酒を強要されるようなことがあれば、しかるべき機関に相談しても良いんです。

それでも私がお酒を飲む理由

健康に悪く色々なリスクがあるお酒を、私を含め多くの人々は何故こんなにお酒を求めるのか。
それは、やはりストレスから解放されるのが大きな理由となるでしょう。
アルコールを飲むと普段抑圧している気持ちが解放されて楽しく感じられます。
普段控えめな人でも、お酒を飲めば大胆になれたり、緊張がほぐれてしっかり話せるようになるということもありますよね。

私たち夫婦は一緒にお酒を飲んでお話しする時間が、良いコミュニケーションの時間となっています。

美味しいお酒と食事をいただくのは大人としてのたしなみ。
一部、無茶なお酒の飲み方をして失敗する人が居るのでお酒の悪目立ちしていますが、嗜む程度にお酒を飲み、定期的に休肝日をつくるなど正しい飲み方をすれば、決して悪いばかりではないんです。
何度も言っている通り、お酒を飲まなくても楽しく過ごせるなら、飲まないに越したことはありません。
でも、日本人は特に控えめで我慢強く、ストレスをためて精神的に病んでしまう人も多いため、これほどまでに酒類が売れているのではないかと思います。

酒好き30歳女による禁酒11日目まとめ

酒好きを自称している私ですが、泥酔するまで飲むと気分が悪くなって不快なので日頃から気をつけるようにしています。
理性が飛んで思いがけない言動をしてしまったり、人に迷惑をかけたり、翌日記憶がないというのも、恥ずかしいですからね。
お酒を飲む楽しさを知ってしまったので、私はこれからもお酒を飲み続けると思いますが、若者のお酒離れについては否定的ではありません。
娯楽もありふれた時代なので、お酒の楽しさを知らないなら知らないままで居たほうがいいんじゃないかなと思います。

さて、禁酒11日目も相変わらず体調の劇的な変化は感じられません。
しかし、浮腫みとお通じだけは快方に向かっています。
今まで常に胃もたれしてしょっちゅうコンビニでソルマックのドリンクを買って飲んでいましたが、今は胃腸の調子がすこぶる良好です!
ただ、胃が元気になったからかすぐお腹が空くのはどうかと思います(笑)
今日はアサヒドライゼロを晩酌代わりに飲み、アジとカツオのお刺身を食べました。美味~!
ではでは、残すところ早くもあと3日の禁酒!頑張っていきますね。

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